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ニューサイエンス的スピリチュアル論


私は10代半ばにスピリチュアル・エマージェンシー・・・いわゆる霊的な能力の目覚めを経験しました。当時の日本は、まだトランスパーソナルもスピリチュアルもない時代でしたので誰に相談出来るわけもなく、私は一人でこの現象に向き合わざるを得ませんでした。

10代後半から私自身のサイキックな体験を解明しようと、黎明期のトランスパーソナル心理学や宗教学、ニューサイエンスの考え方をどんどん学びました。

その中でわかってきたことがあります。それは私達が学校で学んだ「科学」は、かなり古い概念だ・・・ということです。
おそらく古典的な「ニュートン力学」の域を出ていません。しかし今日、人類はすでに月に到達し、火星を目指そうとしています。地球の重力圏を抜けるためには、ニュートン力学だけでは不可能なんだそうです。アインシュタインの相対性理論や、その他さまざまな理論が組み合わされなければ、スペースシャトルも飛ばないし、宇宙にも出られないのです。
量子力学なんて大学で専門に学んだ人しか知らないと思いますが、それを知らずしてスピリチュアルを語るなかれ!です。

科学は私達が思っているよりずっと進化しています。もちろん未知の領域は沢山ありますが、それも次第に解明されてきています。
特にニューサイエンスは、近い将来にスピリチュアル全般を解明出来るのではないかと感じます。もちろん、宗教とは何か、悟り・解脱とは・・・も、ニューサイエンスで解明出来る日が来ると感じます。

さて「思いは実現する」ということはよく言われますが、これを説明出来る科学もあるらしいのです。そこでその理論を少しだけご紹介しましょう。ただし私は物理学者ではないので、入口を示すだけです。詳しくお知りになりたい方はそれらのキーワードを辿ってみてください。

明在系・暗在系/プランクスケール


ノーベル賞受賞物理学者デビッド・ボームの「明在系・暗在系」の考え方は、この世とあの世と言った概念を説き明かすことが出来るかもしれません。
「明在系・暗在系」を簡単に説明しますと、コーヒーにコンデンスミルクを垂らした時を思い浮かべてみてください。くるくるとスプーンでかき混ぜると、ミルクは次第に褐色のコーヒーに混じって見えなくなります。では時間を元に戻してみたらどうなるでしょう?再びミルクの渦が現れてコーヒーとミルクが分離しますね? このように全ての事象は「暗在系」に畳み込まれていて、機会があるごとに「明在系」に具現化して来るのでは?と言うものです。


ではこの「暗在系」とはどこにあるのか・・・ですが、物質の世界の最小は素粒子の世界だと言われています。しかし科学が捉えているのは「10のマイナス33乗」以上の世界で、それ以下の世界のことは未だ未知の世界だと聞きます。この「10のマイナス33乗」以下を「プランクスケール」と言って、もしかしたらここに全ての情報が畳み込まれていて、この「プランクスケール」を越えると物質化して現在の科学でも捉えうる世界になるのではないかということなのです。
全ての情報が書き込まれた「アカシックレコード」がある・・・と言われていますが、まさにそれは「プランクスケール」以下の「暗在系」の世界のことかもしれませんね。

そして「暗在系」の中味はどうなっているのか・・・それはまだ科学ではわかっていません。しかし多くの宗教家や瞑想家・行者が特殊な方法でそこへアクセスし、情報を得ています。
そしてそこでは「命じて、それを見届ける」というプロセスが重要だということが言われます。
これは物理の実験でも、観察者がいる時といない時では、物質がその性質を変えてしまうということが検証されており、人間の思考が物体に与える影響や、思考が現実を変えるということの説明としても、多く使われています。

さらに最近多くのセラピーなどで語られ出している「脳波」・・・。中でもこの極微の世界にアクセスするために、シータ波(正確にはスローアルファ波)状態になることが必要だと言われます。シータ波(スローアルファ波)は瞑想状態に現れる脳波ですが、シータ波(スローアルファ波)状態になる→命じる→見届ける という一連のプロセスで、「暗在系」から「明在系」への巻き戻しが可能になるのではないでしょうか?


また「プランクスケール」以下では時間や空間という概念が消失(時空間のゆがみが大きくなりすぎるため、時間も空間も定義出来ない)すると言われています。一瞬にして現在の思考パターンのみならず過去も未来も置き換えてしまうという私が使うようなテクニックも、全てのデータがプランクスケール以下に畳み込まれていると仮定すると、納得が行くのではないでしょうか。もちろん過去世のリーディングも、祖先との会話も、未来透視も、時間・空間に影響されないのですから、容易く行えるわけです。

プランク・スケールというのは、「そこまでは通常の時間・空間の概念が通用する」という一種の限界値にすぎません。それゆえ、この限界を超えた精妙な世界には「何も存在しない」とするのは独断でしょう。むしろそれを超えたところには、いまだにわれわれがその本性を、ほとんど、あるいはまったく知らないさらなる領域が・・・そのような一群の領域が・・・確実に存在すると考えられます。(デビッド・ボーム)


東洋哲学とニューサイエンス


デビッド・ボームを始めニューサイエンスの学者達が最終的に東洋哲学(主に仏教等)に辿り着き、彼らが得た研究結果があまりに東洋哲学ですでに語られていたことに一致していて驚愕したということは、良く知られています。
量子力学の基礎を築いたノーベル賞学者のニールス・ボーアは、栄誉を称えられ国からナイトの称号を授与される際、迷わず紋章に「太極図」を選んだそうです。彼は晩年は「易経」の研究に没頭しました。
以下、キーワードとなりそうな学者の名前と理論、そして傾倒した東洋哲学を上げておきます。


<キーワード>ニューサイエンス、心理学、宗教学から考える「意識拡大」

●ニールス・ボーア「相補性」・・・量子力学の基礎を構築 晩年は「易経」の研究
●ヴェルナー・ハイゼンベルグ・・・量子力学の完成にインド哲学を参考にする
●エルヴィン・シュレディンガー「波動方程式」・・・ヒンドゥー教のヴェーダ
●デビッド・ボーム「明在系・暗在系」「ホログラフィー宇宙モデル」・・・「一即一切、一切一即(華厳経)」
●カール・プリブラム「脳のホログラフィーモデル」・・・宇宙全体が一種のホログラフィー(クリシュナムルティに師事し東洋哲学の研鑽を深める)
●フリッチョフ・カプラ「タオ自然学」・・・ニューサイエンスを一般に広める、物理学者でありヒッピー、鈴木大拙「禅」
●ジェフリー・チュー「ブーツストラップ理論」・・・世の中には究極の素粒子は存在せず、靴のひものように互いに依存している→大乗仏教の概念と同じと知り愕然とする。
現在は「超ひも理論」へ進化・・・素粒子の根源は10-33㎝「プランク・スケール」。 ひとつの微細なひもがいろいろな振動モードで振動することにより、異なる素粒子の性質を示す。6種類の微細な素粒子を仮定して発見された200種類以上の素粒子を解説しようとする「クォーク理論」をはるかに凌駕。


<お勧め書籍>
ニューサイエンスを一般に知らしめたとして、上記の「タオ自然学/フリッチョフ・カプラ著」は有名です。
また現在では手に入りにくいかもしれませんが、「仏陀出現のメカニズム/山口修源著」は素晴らしい本です。 ご興味のある方はぜひご一読ください。

私は、目に見えない世界は信じられないとか、科学で説明のつかないものは信じないという人が多いことも知っています。しかし科学の世界ももうこんな領域まで進んでいるんだということが伝えられれば、少しは壁が壊れて行くのではないかとも期待しています。私達が学校で習ったことより、随分科学も進化していますから。案外、学者さん達の方が早くに解脱してしまったりして!(笑)

暗在系では明在系のすべての物質、精神、時間、空間などが全体としてたたみこまれており、分離不可能。思考や想念は物質よりも直接的に「暗在系」に存在する。(ボーム)



集合無意識理論と瞑想の危険性


偉大なる心理学者カール・ユング博士の「集合無意識理論」は、潜在意識を扱うにあたってぜひとも知っておきたい理論の1つです。
潜在意識はよく氷山に例えられます。つまり海にぽっかり浮かんだ氷山は見えている部分(顕在意識=表層意識)は小さくても、その下(海の中)には巨大な本体(潜在意識=無意識)が隠れている・・・というものです。これは「明在系・暗在系」と共通する考え方ではないでしょうか。

我々の存在の少なくとも一部分は、数世紀に渡って生きている。そこにおける様々な要因が現在の我々の生活に影響を及ぼしているが、我々はそれに気づくことは出来ない。そしてそれが「無意識的」である場合にはますますその影響が深い。2000年にわたって宗教は(※キリスト教を指す)この内部に存在する「人(魂)」を表面的な「意識層」に理解させようと工夫してきた。「外に行くな。真理は内部の人に宿っている」(ユング)

そしてこの潜在意識に辿り着くために「瞑想法=シータ波状態」が用いられますが、そこにはある種の危険性がはらまれています。これは数々の宗教の修行法でも言われていることです。私自身も突然身にふりかかったサイキックの嵐にさんざん翻弄されました。ユング博士も警告を発します。

人間が「無意識」を経験するのは素晴らしいことだが、そこにはひとつの危険性が立ちはだかっている。ヨーガの修行が進むと人はいろいろ不思議な体験をする。これらの体験と自己が一体化するのを避け、あたかも人間領域の外側にあるかのように扱うのが懸命だろう。もし同一化すると「魂の膨張(一種のエクスタシー的高揚状態)」に陥り、まったく道を誤ってしまう。膨張というのは、まさしく小さな形の狂気、狂気の緩和された形なのである。そしてあなたが、もし完全な膨張状態まで燃え上がってしまうと、精神分裂病になります。(ユング)

私はサイキックを自身でコントロールすることが出来たので狂気には至らず済みましたが、教祖と呼ばれるような人でも狂気に陥ってしまった例は沢山あるようです。 ですから潜在意識を扱う分野で、この危険性に対する「セーフティネット」が施してない所は信じられないと思います。

私達の記憶にそう古くない「オウム真理教事件」。あれは教祖の無意識が膨張してしまい、狂気を生み出した一例だと言えます。
そしてあそこまで酷くなくても、潜在意識に関わる人の中で、自分がスピリチュアル・エリートだと思ってしまい、教祖化して行くケースは後を絶ちません。

安易にスピリチュアルに興味を持ち、きちんとした指導者も持たずに瞑想などを行う人が山ほどいますが、心して行って頂きたいと思います。

以上、ニューサイエンスについて私の解釈で書きましたので、もしかしたら間違っている部分があるかもしれません。その際はお詫びいたします。 何よりスピリチュアルを理解するにあたって、現在の科学がその世界を解明することに近づきつつあるということを述べたいと思いました。もちろんこの他にも沢山の理論がありますが、長くなりますので割愛させていただきます。

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蛇足ながら・・・

ただ1つだけ、声を大にして言っておきたいことがあります。それはこういう無意識を解放するワーク系で陥りがちな「超能力礼賛」です。
私も以前は「歯ブラシ曲げ」などを教えていましたが、それはきちんと正しい修行をしていれば、豊かさもサイキックも当然のごとく起こってくるものだからです。だから、そんなものにこだわる必要はないんだよ、誰にでも出来ることなんだよということを伝えたくてやっておりました。しかしその真意をわかってもらえず、中には私の所でセミナーを受講していない人が「歯ブラシが曲げられないとシータ波になっていない」などと誤解する事件も起き、それ以来一切私は教えるのをやめました。
「超能力」を凄い物だと思うのはやめましょう!そんなものに囚われていては、道を誤ります!
私達が求めるべきもの・・・それはひたすら「神」への道です。
それを科学的に説明すると上記のことのようになるのかもしれませんが、私たちは頭で理解する(左脳思考)だけでなく、正しい瞑想やヨガの実践等を通じて、その世界に正しくアクセスしたいものです。
スピリチュアルが正しく伝えられ、今までのアカデミックな心理療法の枠を広げる21世紀の心理療法となるように、そして今まで語られなかった「解脱」への実学としての方法論として、正しく伝わっていくように・・・
祈ってやみません。

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